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『アンという名の少女』シーズン1の見どころ7つを紹介!

アンという名の少女
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この記事を読むとわかること
  • 主な登場人物とその背景を解説
  • シーズン1の見どころを解説
  • 原作やロケ地の基本情報もご紹介

Netflixのオリジナルドラマ『アンという名の少女』。NHKで放送されたり、打ち切りになった後も嘆願運動が世界中で続いている話題のドラマですね。

今回は、まだこのドラマを見たことがない方のために(あるいはテレビで流れているのをちょっと観て気になった……という方に向けて)、作品の見どころをを解説していきます。

事前に知っておくことでよりドラマを楽しめる内容になっています。(作品への期待感を高める程度におさえていますが、多少ネタバレもありますのでご注意ください)。

シーズン4や打ち切りに関する情報を知りたい方は以下の記事をどうぞ。

『アンという名の少女』は大好きなドラマです。
ドラマでは、原作『赤毛のアン』で描かれなかった「大人たち」の物語もていねいに描かれていました。
アンが引き起こす騒動の数々、ドラマだけの新キャラクターや新エピソードも豊富でした。
『赤毛のアン』を読んだことのない方でも問題なく楽しめます
ところで最近観ておもしろかった他のドラマは『キリング・イヴ』()です。
食べておいしかったのはミスドのショコラカスタードパイです(温めてもらってください)。

Hello!

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目次

あらすじ

舞台はカナダの東海岸に浮かぶプリンスエドワード島。

島のアヴォンリー村で暮らすカスバート姉弟が、農業を手伝ってくれる男の子を養子にもらおうと手配しました。

ですが手違いがあり、赤毛でそばかすだらけ、やせっぽっちの女の子アン・シャーリーが送られて来てしまいます。

マリラ・カスバートはアンを孤児院へ送り返すか、手伝いを必要としている別の家に引き渡すか悩みます。

マシュー・カスバートはすぐにアンを気に入りますが、ふだん無口なせいでうまく姉マリラを説得できません。

空想ばかりして、時にはひどいカンシャクを起こすアン。マリラはそんなアンを叱りながらも愛情を抱き、娘として受け入れることを考えはじめます。

ところがある日、マリラの大切なアメジストのブローチがなくなってしまいました。

マリラは「アンが盗んだのでは?」と疑い、ついにカスバート家を追い出してしまうのです。

けれどアンは孤児院にはもどりませんでした。
「私には、私という家族がいる」
詩の朗読で汽車賃を稼ぎ、一人旅立とうとしますが……。

基本情報

ドラマの原作、作家L・M・モンゴメリによる『Anne of Green Gables(緑の切妻屋根のアン)』が発表されてから100年以上が経っています。

今も多くの人々に愛される作品で、映画化、ドラマ化、アニメ化、マンガ化、と形を変えながら何度も世に送られて来た世界的な名作です。

切妻屋根(きりづまやね)

三角屋根、山形の屋根のこと。

『アンという名の少女』
  • 製作:カナダCBCとNetflixの共同製作
  • 原題:Anne with an E(“E“が付くアン)
  • 原作:L・M・モンゴメリ『Anne of Green Gables(緑の切妻屋根のアン)』
  • 邦訳:村岡花子『赤毛のアン』
  • Netflix配信開始:2017年3月19日
  • 最終話:シーズン3の10話で打ち切り

どれが本当の題名?

『Anne of Green Gables(緑の切妻屋根のアン)』

原作者モンゴメリが作品に付けた題名。

『赤毛のアン』

モンゴメリの作品を日本語に翻訳する際に付けた題名。日本ではこの題名で広まる。

『Anne with an E(Eが付くアン)』

今回ご紹介するドラマの原題。

『アンという名の少女』

ドラマ『Anne with an E(Eが付くアン)』を日本語に翻訳する際に付けたタイトル。

題名が違っても、すべて同じ『アン』のお話です。

原作には続編があり、アンと周囲の人々のその後の物語を読むことができます。

ドラマではオリジナルのキャラクターやエピソードもたくさんありましたが、『アンの物語』という意味ではドラマのその後にあたるストーリーを原作で楽しめます。

Anne with an E(Eが付くアン)

作品の中でアンは名前を聞かれると「『Ann』じゃなくて『Anne』と呼んでほしい」と言います。

『Ann』は平凡だけど、最後に『e』が付くことで立派な感じになる、とアンは思っているのです。

見どころと登場人物、キャスト紹介

1.アンの美しい想像力

アン・シャーリー

生後3ヶ月で両親を亡くし、子どもの頃からトーマス家、ハモンド家の子守りとして働く。 その後、孤児院へ預けられて13歳の時にカスバート家へ。 空想好きで頭のいい女の子。最大の悩みは赤毛とそばかす。

キャスト:エイミーベス・マクナルティ

『Agatha Raisin』(イギリスのテレビドラマ)でデビュー。14歳の時にオーディションを受け、1800人の中から「アン」に選ばれる。

孤児だったアンは、自分自身が子どもだった頃から子守りとして働き、学校へ行くこともできませんでした。
その家でも、預けられた孤児院でも、たくさん辛い思いをしています。

ドラマではその部分をよりはっきりと描き、カスバート家に引き取られた後にも辛い記憶がよみがえって来てはアンを苦しめます。

そして苦しみが深い分、アンの美しい空想や言葉が胸を打ちます。

自分を王女コーデリアやペネロペ(ギリシャ神話の女神の名前)だと想像したり、りんごの花が咲く並木道を「喜びの白い道」、池には「輝きの湖」と名づけたり。

自分の帽子に花を挿しながら歩き、初めての学校に胸をおどらせている様子。

どんなに大変な時でも自分の内側からよろこびを生み出してしまうアンに、多くの人々が魅了されて来ました。

2.マリラの人生

マリラ・カスバート

家族を支えるため結婚せず家に残り、弟のマシューと力を合わせてグリーン・ゲーブルズで暮らしてきた。 感情を表現するのが苦手なため、アンに愛情を抱いていても素直に伝えられない。「アンをしっかり育てなくては」と愛ゆえに厳しく接することも。 はじめはアンとぶつかることも多かったが、少しずつ心を通わせていく。

キャスト:ジェラルディン・ジェームズ

『シャーロック・ホームズ』『アリス・イン・ワンダーランド』『ドラゴン・タトゥーの女』他多数出演。

カスバート家の長男が亡くなり、姉弟の母親はそのかなしみから立ち直ることができませんでした。

寝たきりになってしまった母親に代わって弟のマシューを育てるため、マリラは愛する人との結婚を諦めて家に残ります。

そんなマリラがアンを養女として迎え入れ、アンを心配しすぎて焦ったり、怒ったり。

自分の幸せをわきに追いやって生きてきたマリラが、アンに対しては自分を抑えることができないほど深い愛情を抱いていく様子がとてもよく伝わってきました。

リンド夫人に相談しながら、アンとどう向き合えばいいのか、アンになんと言えばいいのか、毎回悩んだり苦しんだり。

『アンという名の少女』の主人公はたしかにアンですが、マリラという女性の人生や成長の物語にもなっていました。

マリラが未婚であることの背景やカスバート家の過去は、原作にはほとんど書かれていませんでした。ドラマではカスバート姉弟やアンの過去が原作よりも深く描かれています。

3. Well now

マシュー・カスバート

マリラの弟。グリーン・ゲーブルズで暮らす農夫。内向的だが意思の強い一面も。出会ってすぐにアンを気に入り、アンにはつい甘くなってしまう。 幼かった自分の面倒を見るために姉のマリラが家に残ったことを申し訳なく思っている。 マシューも学校へ通っていた頃に好きな女の子がいたが、家の手伝いのために学校をやめてそれきりになっていた。

キャスト:R・H・トムソン

『アボンリーへの道』『If You Could See What I Hear』他多数出演。

原作ではマシューが兄、マリラが妹という設定になっています。ドラマとは逆ですね。

マシューは出会ってすぐ想像力豊かなにアンに魅了されます。
そしてそれ以降ずっとアンの最大の味方です。

無口なマシューがアンのこととなると姉マリラにはっきり意見したり、アンに優しい言葉をかけにいったりするシーンが印象的でした。

原作では描かれなかったマシューの初恋や、その女性との再会もドラマで描かれています。

そんなマシューの口癖は「Well now」。

これは、「ええと……」とか、「そうだなぁ」とか、あまり意味のない、あいづちのような、前置きのような、あいまいな言葉です。

これを日本では、村岡花子さんが「そうさな」、高畑勲監督が「そうさのう」と訳して、日本版マシューといえばコレ、と言うような口癖になりました。

ところが今回のドラマでは「うーん、どうだろうなぁ」「うーん、なんだろうなぁ」のように、決まった口癖ではなく、ふつうのセリフとして訳されています。

これが「赤毛のアン」のファンにとってはちょっとショックだったようです。

4.島で暮らすフランス人

ジェリー・ベイナード

カスバート家の農場で働くフランス人の男の子。貧しいため学校へ行かず働きに出ている。 カスバート家は男の子をもらう予定だったがアンを養子にしたので、マシューは代わりにジェリーを雇った。そのため、アンはジェリーに対抗心を燃やしている。 「私にもできる」と言ってジェリーの仕事を横取りしようとしたり。ジェリーは「やれやれ」と言った感じ。

キャスト:エイメリック・ジェット・モンタズ

キッズモデルとしてキャリアをスタート。『Bellevue』『Just For Laughs Gags』に出演。主要な役を演じるのは『アンという名の少女』が初めて。

現在、カナダの公用語は英語とフランス語。一部地域がフランス領だった時があります。
しかしフランスはイギリスに敗戦。パリ条約でフランスはカナダの植民地を放棄しました(1763年)。

そんな背景があり、カナダ人の島民と、プリンスエドワード島に残ったフランス人との間にはみぞがありました。

ドラマではこの辺りのことにはあまりふれられていませんが、フランス人たちが小さなコミュニティを築き、貧しい暮らしをしていることは描かれています。

ちなみに、アンがフランス人の少年ジェリーに対してキツイ態度をとるシーンがありますが、それは差別とは関係ありません。

男の子を養子にもらって農場の仕事を手伝ってほしいと考えていたカスバート姉弟。
でもアンを引き取ることに決め、代わりにジェリーを雇ったのです。

ジェリーは貧しい家に生まれ、兄弟も多く、学校に通わず働きに出ていました。
アンは自分の代わりにマシューを助けているジェリーにヤキモチを妬いたようです。

ですが話が進むにつれ、アンとジェリーは姉弟のような関係になっていきます。

5.アンとダイアナの友情

ダイアナ・バリー

アンの親友。 バリー家は裕福で信心深く、礼儀に厳しい。グリーン・ゲーブルズのご近所さん。 ダイアナとアンとはすぐに仲良しになる。けれどダイアナの両親は孤児であるアンと距離を置きたがった。 アンは学校でもなじむのに時間がかかったが、ダイアナはいつも優しくアンを励ましてくれた。

キャスト:ダリア・ベラ

『スーパーナチュラル』『FRINGE/フリンジ』に小さな役で出演。

アンは初めて開く自分のお茶会にダイアナを招待しました。ところがこの時アンのある失敗が原因でダイアナの母親であるバリー夫人をひどく怒らせてしまいます。

そしてバリー夫人はこのお茶会以後、ダイアナとアンがあそぶことを禁じてしまうのです。

二人は最後の別れの時間、互いの髪を一ふさ切って交換。この時ダイアナは、

「親友はあなただけ。他はいらない。あなたほど愛せないもの」

Anne with an E Season 1 Episode 5

と愛を伝えてくれるのです。

孤児であり、誰からも大切にしてもらえないまま13歳になってしまったアンにとって、ダイアナがくれた友情の言葉はどんな宝石にもまさる宝ものになりました。

バリー夫人はアンを許してくれるのでしょうか?
ぜひドラマを観てみてくださいね。

6.『にんじん事件』、またの名を『石板事件』

ギルバート・ブライス

アンたちと同じ学校に通う男の子。学校一頭が良くてハンサム。女の子たちからもモテモテ。 アンは13歳まで学校へ通ったことも、勉強をしたこともなかったのですが、すぐにギルバートのライバルに。 唯一の家族だった父を亡くした後、蒸気船で働く。

キャスト:ルーカス・ジェイド・ズマン

『エブリデイ』『センス8』『シカゴ・ファイア』他多数出演。

ギルバートはなにかとアンにちょっかいを出します。でもアンの方は女の子たちから「ギルバートとは話しちゃいけない」と言われているので無視するのです。

(女の子の一人がギルバートを本気で好きなので、他の子はギルバートと仲良くしてはいけないという取り決めをしているようです)

すると授業中、ギルバートはアンのおさげ髪をちょっと引っぱって、「にんじん!」と言います。“赤毛“はアンの最大のコンプレックス。「アンタとは口きかない!!」と石板でギルバートの顔を思い切り殴ってしまいます(!)

石板が割れても、「今(くち)きいたけど」とギルバートはよゆうでした。

石板

ノートサイズの黒板です。この時代、紙とペンはまだ高級品でした。

原作では、アンはこの後5年間もギルバートを無視し続けます。
ギルバートの方はそれ以上の年月をアンに片想いして過ごします。
ドラマでは、ちょっと違う展開でした……。

7.レイチェルとマリラの友情

レイチェル・リンド

マリラの親友でカスバート家の隣人。噂話が大好きで、アヴォンリー村のことならなんでも知っている。秘密を守るのが苦手。子どもが10人いて、マリラにもアンの教育のアドバイスをする。ズバズバ言い過ぎるところもあるが根は優しい。

キャスト:コリーン・コスロ

舞台出身の女優。『スウィーニー・トッド』『Love and Anger』他多数出演。アニメの声優も務めている。

カスバート家のご近所さんであり、マリラの親友でもあるレイチェル・リンド夫人。

リンド夫人はマリラが養子をもらうと決めた時は大反対し、初めてアンに会った時は「にんじんみたいな赤毛」と言ってアンを傷つけます。

でもアンと仲直りし、マリラのアドバイザーに。

リンド夫人は子どもを10人産み育てているので、マリラが慌ててしまうような時にも落ち着いて対処します。

レイチェルは夫との仲がとても良く、マリラがそれをうらやましそうに見るシーンも……。

マリラが得ることのできなかった人生をリンド夫人は送りました。

でもマリラはリンド夫人のアドバイスに感謝し、リンド夫人もマリラに気を使ったりせずにありのままで接しています。

大人の友情は複雑です。リンド夫人とマリラの間にもさまざまな事情がありましたが、それでも互いに助け合ってきた2人を見ると温かい気持ちになりました。

大人にこそ観てほしいドラマ

「アンという名の少女」は、「Anne of Green Gables(緑の切妻屋根のアン)」をとても自由に、大胆にドラマ化しています。

物語は1880〜1890年代の設定ですが、現代の社会問題を積極的に取り入れ、オリジナルのエピソードや人物が自然な形で登場します。

アンと先住民族の交流、同性を愛する男の子、フェミニストとして活動するアン、船に乗って働き、アフリカ系の青年と友情を築いていくギルバート。

また、少年少女だけではなく、その親たち、教師、親戚、ご近所さんの物語も丁寧に描かれています。

アンの「母親代わり」として悩むマリラ、まったく違う人生を歩みながら友情を続けて来たリンド夫人とマリラの関係、マシューの初恋の人との淡い交流、時にぶつかり合いながら夫婦としての試練を乗り越えていくダイアナの両親、同性のパートナーを亡くしたジョセフィン……。

若い人たちが楽しめるのはもちろんですが、むしろ大人向けの作品として仕上がっていました。

ちなみにドラマは『赤毛のアン』を知らなくても楽しめるようにできています。

原作と同じところからドラマもはじまるので、「原作を読んでいないと知らない人物や設定が出て来る」ということはまったくありません。

むしろ原作やアニメを知らない方が「思っていたのと違う!」とならずに楽しめるかもしれません。

エミリーベスは歴代の「アン」を演じた俳優の中でも特に原作に忠実な容姿や性格をしていると言われていますが、誰にとっても想像通りの完ぺきなアンというのはいません。

その点、初めてアンに出会う人たちはヤキモキせずにドラマを受け入れられます。

ロケ地

物語の舞台、プリンスエドワード島はカナダの東海岸、セントローレンス湾に浮かんでいる島で、暖かい気候の美しい島です。

ただし、アンたちが暮らしている村「アヴォンリー」は架空の地名です。実在する町「キャベンディッシュ」がモデルになっています。

原作者のL・M・モンゴメリはプリンスエドワード島のクリフトン(今のニューロンドン)で生まれました。

そして1歳の時に母親が亡くなり、母方の祖父母に預けられます。祖父母が暮らしていたのはキャベンディッシュの農場でした。

グリーン・ゲイブルズ(緑の切妻屋根)のモデルになったのはモンゴメリの従兄弟たちが暮らしていた家ですが、早くに母親を亡くして農場で育てられたという生い立ちはアンを連想させますね。

ドラマの撮影の一部はオンタリオ州南部で行われました。
ですが多くのシーンをプリンスエドワード島で撮っています。

ちなみにオンタリオ州はカナダ本土にあり、州都トロントはカナダの政治、経済の中心となっている州です。

グリーン・ゲイブルズのアン

カスバート家が「グリーン・ゲイブルズ(緑の切妻屋根)」と呼ばれるように、ダイアナの家は「オーチャード・スロープ(果樹園の坂)」と呼ばれています。

名乗るときにも「グリーン・ゲイルズのアン」「オーチャード・スロープのダイアナ」と言います。

アヴォンリーには同じ姓(苗字)の家が多いので、「カスバート」「バリー」ではどこの家の子なのかわからないのです。なので屋号+名前を名乗るのです。

DVD BOXはコチラからどうぞ

日本語吹替、字幕の両方が収録されています。

特典はキャストのインタビューや特製ブックレットです。

何度も観返したくなる作品はDVDを置いておきたくなりますよね。

パッケージ、商品の仕様、映像特典など、予告なく変更となる場合があります。

見放題で配信中

現在、『アンという名の少女』を全話配信している動画サービスはNetflixだけです。》》Netflix公式

NHKの放送情報はこちらの公式からご確認いただけます 》》新番組情報 海外ドラマ『アンという名の少女3』

スクロールできます
プランベーシックスタンダードプレミアム
金額990円1,490円1,980円

情報は2021年11月12日現在のものです。配信状況や月額、サービスの内容は変更される可能性があります。情報は定期的に更新していきますが、登録前には公式の情報をご確認いただくようお願い致します。

画質や、同時に視聴可能な画面数によってプランが変わります。

おすすめはスタンダードです。同時視聴は2画面まで、画質はHDなので大きな画面で見ても充分にきれいです。

感想

プリンスエドワード島の海岸

アンは想像力豊かなとても賢い女の子ですが、空気が読めず、一度思いこんだら暴走してしまう面もあります。

その暴走が、時には人を傷つけたり、取り返しのつかない過(あやま)ちになってしまうことも。

観ていてヒヤヒヤしたり、イライラしたり、胸が苦しくなるようなシーンも多かったです。

学校の授業で教科書を音読することになったアンが、まるで演劇のように大げさな読み方をして、女の子たちにクスクス笑われるシーンがあります。

アンは学校へ行くのが初めてだったので、他の女の子たちは小さな声で恥ずかしそうに読むものだと知りませんでした。

私も自分の子ども時代を思い出すと恥ずかしいことがたくさんあります。

ですが同時に、笑われることを恐れるよりも自分らしくあることの方がずっと大切だし人生は楽しい、ということを、アンは思い出させてもくれました。

原作はもちろん大好きですが、ドラマ『アンという名の少女』は、なつかしくも新しいアンに出会わせてくれました。

ぜひ幻のシーズン4やシーズン5を観れたらと思わずにはいられません。

まとめ

ココだけ押さえればOK!
  • アンは想像力豊かで魅力的な女の子
  • 大人にこそおすすめしたいドラマ
  • 原作を知らなくても問題ない
  • 日本語字幕、日本語吹替を収録したDVDが発売中
  • 現在『アンという名の少女』を見放題で配信しているサイトはNetflixだけ

『アンという名の少女』はシーズン3で打ち切りになってしまいましたが、アンに関する部分はハッピーエンドに仕上がっています。

ぜひDVDもしくはNetflixで観てみてくださいね。

Amazonでチェックする方はこちらからどうぞ

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最終話のその後について知りたい方はこちらの記事もどうぞ。

アンという名の少女

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